2010年1月29日
テーマ
「音楽を通じたふるさとづくり」
日時
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会場 |
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参加者 |
| 第4回 |
美浜公民館 第2会議室 |
12月6日(日) 午前10時 ~11時45分 |
- 浦安シティオーケストラ
(役員及びパートリーダー) 16人
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市長あいさつ
浦安市は、環境のよい快適な街に成長していますが、現在、大きな問題として、羽田空港の騒音問題に直面しております。
浦安市では、騒音が直接、市民生活に影響を及ぼす恐れがあることから、国や千葉県に対し、強く要望や抗議、また要請をしているところです。
今回は、そんな騒音ではなく、妙なる調べを日ごろより練習されている皆さんと、音楽文化について、率直な意見をお伺いできればと思っています。
市民演奏会を来週に控えた忙しい時期であると思いますが、よろしくお願いします。

主な意見交換の内容
浦安シティオーケストラの活動と課題、また浦安市に望むこと
司会者: はじめに浦安シティオーケストラの活動と、活動に当たっての課題、そして目標などをお話ください。
団長: 浦安シティオーケストラには約80名が在籍しており、演奏会の参加は60名くらいです。
また、普段の練習は30名~40名で、毎週日曜日の午後に行っています。
休みはお盆と正月のみで、1年間のほとんどをオーケストラ活動に費やしています。
そのような状況でも参加を希望する市民が集まっており、ここまで熱心に活動するアマチュアは、そう多くないと自負しております。
発表は、毎年5月頃に行う定期演奏会と、12月の市民演奏会、また、イクスピアリで行うカウントダウン第九への参加や、アンサンブルの発表なども行っております。
【課題や問題点】
練習するには、大きな室内と防音設備が必要になりますので、場所を確保することが難しいです。
オーケストラは私たちだけですが、市内の大きな吹奏楽団も、同じように困っているようです。
また、定期演奏会などを文化会館で行う場合、土・日曜日の予約はほとんど抽選なので、リハーサルと本番を続けて予約をすることは、とても難しい状況となっています。
練習や発表する場所については、常に不安定な状況で苦労しております。
【将来の目標】
現在、参加者も80人と規模が大きくなりましたので、小規模のオーケストラや、ジュニアのオーケストラ、あるいはシニアのオーケストラなどが別に設立され、浦安市内の音楽活動が広がって行くことが将来の目標です。
新たに参加したいという市民のために、新しいオーケストラが設立されると良いと思います。
習志野市や船橋市、市川市は以前から音楽活動が盛んで、ジュニアオーケストラなども活発に活動しています。
浦安市でも、音楽活動が盛んになることを期待しています。
文化会館について
市長: オーケストラで80人の在籍は多いのですか?
団長: 県内では、船橋市や習志野市が大きなオーケストラですが、それに次ぐ規模です。
市長: 主に練習をする場所は何処ですか?
団長: この美浜公民館の音楽室を中心に練習をしています。WAVE101や文化会館などでも練習をします。会場が取れない時は、市外の倉庫などをお借りしたこともあります。
市長: 文化会館については、ほかの市民団体も活発に利用しており、予約が取りづらい状況であることも聞いています。
団長: 音楽団体が発表会などを行う場合、観客数が700人位のホールが一番好ましいと思います。しかし文化会館の大ホールは大きく、小ホールでは小さすぎるので、結果的に大ホールの需要が高くなってしまうと思います。
団員: 文化会館大ホールの予約については、半年先までの予約が、1年先までの予約に改善されました。しかし、演奏会などで指揮者を依頼する場合は、1年半から2年先の予約が必要であることから、現状の予約方法では、大変苦慮しています。
団長: 定評のある指揮者は、全国から依頼がありますので、会場は未予約でも、指揮者の先生にはスケジュールを空けていただいているのが現状です。
団員: オーケストラの技術向上には、指導力のある指揮者が必要であり、団員のほとんどがそれを実感しています。
定評のある指揮者に依頼をするため、大ホールは1年半から2年先の予約ができると良いと思います。
団員: 文化会館の大ホールを借用する場合、観客数が一定数に満たない場合は、小ホールに変更していただくなどの決まりはないのですか?
市長: 観客数を基準としたルールはありません。毎年、大ホールを利用してチャリティショーなどを行う文化団体も、埋め尽くす程の観客はいませんが、日ごろの練習の成果を、大ホールで発表することを目標に頑張っているようです。
団員: 文化会館の大ホールの音響設備はとても定評があります。しかし多目的ホールですので、いつも抽選になります。他の市区町では、市内の団体は1年半先の予約ができ、その他の一般団体は1年先までの予約などの差別化を行っているようです。
浦安市でも、市民団体を優先する仕組みがあるとよいと思います。
市長: 文化会館などの予約方法については、まだ改善の余地があると思いますので、検討したいと思います。
また、予約状況を見ますと、各団体の発表会などの時期が重なることも一因かと考えております。
昨年の例では、文化会館を使用していない日は、土日だけでも10日間位ありましたので、そのような機会を利用することも検討されてはいかがと思います。

公民館ついて
市長: 浦安市は公民館施設も充実しています。来年の7月にも高洲地区に新たな公民館がオープンします。
団員: 新しい公民館の音楽室は地階に設置され、面積は80平方メートルと聞きました。
美浜公民館の音楽室(114平方メートル)でも、全体練習は難しい状況ですので、新しい公民館の利用は難しいと思います。
団員: 美浜公民館での全体練習は、足の踏み場もない状況ですので、楽器を倒してしまう不安や、火災や地震でパニックになってしまう恐怖感を持っています。
団員: オーケストラには大きな楽器もあり、練習場所が変わるたびに、楽器を運ばなくてはいけませんが、この美浜公民館には大きな楽器を置いてもらっていますので、ありがたいと思っています。
補助金について
団員: 現在の活動において、市からいただく補助金には非常に感謝しております。ぜひ、この補助金は継続していただくことを希望します。
ほかの会場について
市長: 皆さんが利用したほかの会場や施設などの情報を教えてくれませんか?
団員: 江戸川区は、小学校や中学校の音楽室を練習の場として貸し出していました。
江戸川区も音楽活動が活発で、区と音楽団体が上手に連携をしているようです。
団員: WAVE101と似たような施設として、狛江市のエコルマホールがあります。客席数も約700席と適当な大きさで、駅前にあるので、稼働率も高いようです。
市長: 舞浜にある総合体育館のサブアリーナなどでは練習できませんか?
団員: 総合体育館はサブアリーナもあり、打診をしましたが、予約も多く、利用は難しいようです。
団員: 以前に利用していた小・中学校が使用できればと思っています。
市長: 市内の小・中学校の体育館は、多くのスポーツ団体が使用していますので、空いている時間は少ないと思います。
しかし、浦安市の特徴として、全中学校に武道館を設置しております。
防音設備がないことや、床の養生をしなくてはならないなどの課題も考えられますが、検討の可能性はあると思います。
学校教育への参加ついて
団員: 以前は小・中学校で、コンサートを行っていましたが、現在は、土曜日が休みになりましたので、機会も無くなりました。
小・中学生に、ライブのオーケストラを聞かせることは、大事なことだと思います。
団員: PTA主催の行事への参加や、学校行事の音楽教室など、都合がつけば積極的に協力したいと思っています。
団員: 小・中学生といっしょに演奏をすることは、わたしたちのやりがいでもあり、今回の市民演奏会も、子ども合唱隊やラッパ隊に参加してもらっています。
演奏するわたしたちや、参加するこどもたち、また演奏を聴く市民にとって、感動の相乗効果があると思います。
今後はそのような機会をもっと増やしたいと思います。
こどもたちのオーケストラについて
団員: 千葉県ではこどもたちの音楽活動が活発で、習志野市や船橋市、また市川市では、ジュニアオーケーストラの育成にも力を注いでいるようです。
市内の小・中学校でオーケストラを経験したこどもたちが、地域のジュニアオーケストラを経由して、市民のオーケストラに参加して行くという流れもあるようですが、浦安市ではそのような考えはありますか?
市長: 浦安市では、どの小・中学校でも吹奏楽が盛んで、楽器も充実しています。
他市では、オーケストラ用の楽器の整備はどうしているのですか?
また、オーケストラを教えられる先生はあまり多くないと聞いたことがありますが・・・
団員: 弦楽器は学校で用意をしているようですが、それほど高額ではありません。
浦安市では吹奏楽が充実しているとのことですので、弦楽器を追加するだけで、オーケストラは結成できると思います。
ただし、弦楽器はバイオリンなど一つの種類で、ある程度の数が必要なことと、小学生の成長に応じたサイズの弦楽器が必要になります。
オーケストラの指導については、吹奏楽担当の先生でも、すべての楽器は教えられませんので、勉強しながら教えているようです。
また費用面の問題はあると思いますが、弦楽器の指導者に依頼することも一案かと思います。
市長: 市川市・船橋市・習志野市では、吹奏楽とオーケストラの両方があるのですか?
団員: それぞれの市では、吹奏楽もオーケストラも大変盛んで、それぞれが学校単位で結成されているようです。
市長: 先ほど、各小中学校単位でオーケストラが結成されていることを伺いましたが、例えば、公民館の事業として、ジュニアオーケストラを設立しようとした場合、どのような手法で設立するのが良いと思いますか?
団員: 他市の例では、各小・中学校のオーケストラで基礎を学び、そして地域のジュニアオーケストラへ移り、経験を積んでいくようです。
こどもたちの集中力は本当にすばらしく、個人的なレッスンを受けていない生徒でも、部活動のなかである程度、弦楽器が弾けるようになるそうです。まず小・中学校にオーケストラを作り、基礎を作るべきだと思います。
市長: 浦安市の小・中学校では、本当に熱心に吹奏楽を教えているので、もう少し、視野を広げてもらえばよいということですね。
団員: 各小学校の吹奏楽部では、抽選をして楽器を決めるほど、熱心な活動をしているそうなので、弦楽器をやりたいと思うこどもたちも沢山いると思います。
市長: 本市では、特色ある学校支援制度として、各学校が独自に力を入れたい教科の非常勤教員を、配置しております。オーケストラを目的に、弦楽器の指導ができる先生を配置することも可能だと思いますので、今後、検討したいと思います。
団員: オーケストラの良いところは、人数が増えても対応できることです。オーケストラには定員がありません。誰でも参加することができます。また、オーケストラは、年齢に関らず続けることができ、若者と高齢者の異年齢交流の場としても、価値のあるものだと思います。
市長: 以前、習志野市長と会談したとき、浦安市の財政やネームバリューについては、勝てない部分もあるが、文化については、胸を張って自慢をされ、悔しい思いをした記憶があります。
確かに、究極のまちづくりの終着点は文化の香りだと思っております。
最後に
市長: 本日は、市民演奏会を翌週に控えたお忙しいなか、皆さんとの意見交換会で、オーケストラのすばらしさや、ジュニアオーケストラのニーズなど、いろいろなお話を伺うことができました。
今後は、関係機関と検討し、できることから進めて行きたいと思いますので、今後とも、ご協力をお願いします。